ちびたの気まぐれ日記

気まぐれに書く落書き帳みたいな写真日記

観光タクシー

夏の京都 毘沙門堂 門跡寺院とは

夏の京都、金閣寺・龍安寺の続き。時間的には金閣寺に行く前、同じ日の午前中。

朝一番は観光タクシーの運転手さんオススメの山科 毘沙門堂へ。
毘沙門堂は七福神の毘沙門天をご本尊とする天台宗の門跡寺院。
京都201307-8
タクシーの運転手さん曰く、ここには狩野探幽の養子で駿河台派の始祖狩野益信作の襖絵(ふすまえ)が見どころになっているが、何の説明もなく訪れると5分で終了するとのこと。確かに説明なく見ただけでは普通の襖絵。

ところがこの襖絵は逆遠近法など様々な手法を用いて描かれたトリックアートになっているので、
「はい、この位置に立って老人が本を読んでいる机に積んである書物を見てください」
「次に、ここに移動してその書物を見ると・・・あ、全然書物の高さが違う」(言葉で説明してもいまいちか
こういう襖絵が全部で100枚以上。もちろん全部は見ていられないが、トリックアート美術館に行った気分。

外を見ると深い緑に囲まれた高台弁才天。
京都201307-7

ここはJRのコマーシャルに採用されて、大勢の人が訪れるようになったそうだ。下がその観光ポスター。
京都201307-6
ここが同じ場所らしいが、当然この時期は緑が一杯。
京都201307-9
タクシーだとここまで上がってくることができるが、道が狭いため観光バスだと結構離れた場所で降りて歩いてくることになるそうだ。

看板には「毘沙門堂門跡」。何も知らないとこれは毘沙門堂の門の跡?なんて勘違いしそう・・・
京都201307-4
これは皇族・摂家などの出身者が住職を務める寺院のことで「門跡寺院」と言われるもの。宇多天皇が出家して仁和寺に入室したのが門跡のが始まりとされているそうだ。

さらに、この泥土をつき固めた築地塀の白い水平線を定規筋と呼ばれ、この本数が格をあらわすそうだ。
ここの壁には5本引かれているが、この5本が最高格で門跡寺院や由緒寺院など権威の象徴とされているそうだ。
京都201307-5
こうして説明されるまで、寺院の壁の白い線の本数なんてまったく意識したことがなかったが、このあと訪れた金閣寺の壁を見ると5本。
京都201307-15
そして龍安寺も5本。
京都201307-16
さらに昨年秋の写真で壁が写っているのを探してみる。
通天橋の紅葉を見る人の列ができている東福寺の壁にも5本線。
京都201307-2
これは紅葉の参道がきれいな長岡京市の光明院。ここも5本線。
京都201307-1
境内の雰囲気と紅葉がすごく良かった真如堂(真性極楽寺)も5本線。
京都201307-3
これらの写真を撮った時はまったく意識していなかったけど5本線だった。
5本以外に3本、4本もあったそうだが、壁を塗り替える時に消してしまう寺院が多いらしくほとんど残っていないとか。

このあと昼は祇園でタクシーの運転手さんお勧めの店で京懐石をいただき、次は白川、巽橋付近へ。
この巽橋は昔は木橋だったそうだが、いまは欄干のみ木製。
京都201307-13
このあたりはお茶屋などの家並みが保存されていてよくドラマの場面に出てくるそうだ。
巽橋を渡って祇園の方向、京都らしい通り。
京都201307-12

ここで写真を撮ってもらっていたようだが、レンタルの着物を着て舞妓姿になって写真を撮ってもらうサービスがあるそうだ。
京都201307-11

新橋通の京町家。このあたりの街並は市の特別保全修景地区、国の伝統的建造物群保存地区に指定されているそうだ。
京都201307-10
京町家は間口が狭く奥行きが長いため「うなぎの寝床」と呼ばれる。
下が奥の方から入り口方向を見たところ。長いというより全然別な家のように思える。
京都201307-14
この間口が狭く奥に長い造りは三間の間口を1軒として課税する秀吉の税制に対抗した形状なんだそうだ。

上に書いた内容などは観光タクシーの運転手さんが現地を回りながらその場で説明してくれるのですごくわかりやすい。ちなみにタクシーの駐車代は客の負担だが運転手さんの寺院入場料は無料。
京都201307-17
この日お世話になった都タクシーの森田さん。かなりベテランという印象。

1日目の猛暑に懲りて、2日目は観光タクシーにした。
この酷暑の中、30分1660円で快適なタクシーで観光地を回りながら説明もしてくれるので、思った以上に快適だった。財布にはちょっと・・・(汗)。

(撮影 2013年7月7日)
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夏の京都 金閣寺 龍安寺

夏の京都、写真オフ会旅行。
前日の猛暑に凝りて夫婦だけの2日目は贅沢に観光タクシーを使って回ることに(汗)

是非とも行きたいというところがなかったので、午前中はタクシー運転手さんオススメコース(これはまた別記事に)、午後は30年以上前の修学旅行の復習として金閣寺・龍安寺を回ることにした。
金閣寺龍安寺2013-3
鹿苑寺の舎利殿。お久しぶり!相変わらずピカピカですね(笑)といった感じ。

方丈と陸舟(りくしゅう)の松。足利義満が自ら育てていた盆栽を地植えにしたといわれる五葉松。
それが本当ならば樹齢600年にもなるが老松の雰囲気はまったくない。
金閣寺龍安寺2013-5
西に向いた船の形に仕立てられている。これは、この船に乗って西方浄土(極楽浄土)に向かうことを願ったそうだ。

夕佳亭(茶室)から見た、薄いサワラの板を重ねたこけら葺きの屋根と鳳凰像。
金閣寺龍安寺2013-6
この金箔の壁は毎朝確認して手入れしているそうだ。
金閣寺龍安寺2013-4

自分の遠い記憶にある金閣寺の姿は池(鏡湖池)を挟んだこの位置からの姿。まあ入口の総門をくぐって来ると最初に金閣寺が見えるのがこの場所なんですけどね。
金閣寺龍安寺2013-1
中学の修学旅行で来た時は思ったよりも小さいなぁっていう印象。
金閣寺龍安寺2013-2
その記憶もあって、この日は特に大きい小さいは感じなかったが、相変わらず金ピカで、果してこの建物から目の前のきれいな庭園を眺めて、ゆっくりできたのだろうか心配になってしまう。

一番下は落ち着いた寝殿造風なので、普段はここから庭園を眺めたのだろうか。それともこれは舎利殿なので、そもそもここでくつろぐことはなく、方丈やちょっと高いところの夕佳亭から夕陽と一緒に眺めてくつろいだのだろうか・・・などと暑い中でいろいろと考えてしまった(笑)

当然だけど金閣寺はこのピカピカの舎利殿だけでなく、いろいろな見どころがある。足利義満がお茶の水に使った銀河泉とか、手洗いに使った厳下泉とか、西園寺家鎮守の安民沢とか、中国の故事登竜門に因んで竜門滝に置かれた鯉魚石とか、これらすべてを観光タクシーの運転手さんがガイドになって一緒に回って説明してくれるのですごくわかりやすい。でも暑くてあまりじっくり見ていられなかった・・・

続いて龍安寺。観光タクシーなのでクーラーの効いたタクシーに乗ることほんの5、6分で到着したが、たぶんこの酷暑の中を金閣寺から龍安寺まで歩け(徒歩20分ぐらい?)と言われたらあきらめて帰ったと思う。

龍安寺と言えば枯山水の石庭が有名。というかそれしか知らないけど実は広大な鏡容池があってその周囲が回遊式庭園になっている。
金閣寺龍安寺2013-13
この池は広くスイレンに覆われているがハスの花も少しだけ咲いていた。
金閣寺龍安寺2013-7
深い緑に囲まれている。秋の紅葉も見事だろうね。
金閣寺龍安寺2013-12

でもやっぱり龍安寺と言えばここだよね。
金閣寺龍安寺2013-8
1975年にエリザベス女王がここを訪れて、それを外国メディアが大きく紹介したことから、枯山水の石庭が(特に海外で)有名になったそうだ。
水を感じさせるために水を抜く。まさに禅問答のような話だけど、まさにここは臨済宗の禅寺。
金閣寺龍安寺2013-9
ご存知のように、どこから眺めても15個の石が全部見えるところはないという話が有名。
でも、この広さの庭園だと、そういう配置になるのそれほど難しくないとか、実は15個全部見えるポイントがあるとかいろいろ雑音が聞こえてきますが、それは確認していません(笑)

ここで皆さん瞑想に・・・というより暑いから日陰で涼んでいるって感じ。
金閣寺龍安寺2013-11
ここでも運転手さんがガイドとなって、塀の高さを手前から奥に微妙に低くして遠近法で庭を広く見せているとか、塀の外の景色を取り入れた借景になっているとか、いろいろと説明をしてくれる。

妙に気になったのがこの消火バケツ。自然災害が少ないと言われる京都では火事が一番怖いんだろうね。
金閣寺龍安寺2013-10
実は修学旅行でここに来た記憶はない。当時横浜市立の中学校の修学旅行は京都と奈良。
行った記憶があるのがさきほどの金閣寺、そして銀閣寺と清水寺、知恩院、二条城。奈良は東大寺と法隆寺と中宮寺のみであとは全部忘れた(涙)。
なぜだか中宮寺の弥勒菩薩の優しい姿がすごーく印象に残っているので、そのうち奈良も訪れたい。

(撮影 2013年7月7日)
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