高幡不動尊でも夏の花から秋の花へ衣替え。

一番象徴的なのは弁天池回りで咲くこのシュウメイギク(秋明菊)、キンポウゲ科。

秋にキクに似た花を咲かせることでついた名前。でもキンポウゲ科、花の中心の雄シベ雌シベの部分が菊とはちょっと違う。

花は白色だけでなくピンク色の花もあるけど、高幡不動尊で咲いているのは残念ながら白色だけ。ピンク色は昭和記念公園などで見かけるが、別名キブネギク(貴船菊)と呼ばれ、京都の貴船でよく見られるためだそうだ。
これは奥殿横で咲く秋の七草の1つハギ(萩)、マメ科。草冠に秋と書く萩はまさに秋の花。

明るい紫色の萩と白花の白萩が並んで咲いている。

まさに秋の花なんだけど結構地味・・・
秋の到来を告げる香りを漂わせるキンモクセイ(金木犀)、モクセイ科。ちなみに春はジンチョウゲ(沈丁花)。

いい香りを漂わせる期間は割りと短くて1週間程度。花も結構早く落ちてしまう。
そしてツユクサ(露草)、ツユクサ科。今年はあまりこの花の写真が撮れなかった。

だんだんと色づいてきた、コムラサキ(小紫)、クマツヅラ科の実。色の変わり方がわかる枝を撮ってみた。

ホントいい色だよねぇ。

第47回菊まつりの案内看板。今年は10月28日(土)から11月17日(金)まで。
今年の菊の育ち具合はどうなんだろう、8月は雨ばかりだったからちょっと心配。
今週の高幡不動Vol.462
(撮影 2017年10月1日)
