日本一早い紅葉を見る北海道ツアーで訪れた大雪山旭岳。
大雪山系旭岳ロープーウェイ201709
これまで、銀泉台福原山荘の紅葉を記事にしたが、そもそもこのツアーのウリは3つの絶景遊覧、その1つがこの旭岳ロープーウェイでの紅葉空中散歩。
大雪山系旭岳ロープーウェイ201709
旭岳の山麓駅(標高1,100m)から所要時間10分で5合目(標高1,600m)の姿見駅までを結ぶのが旭岳ロープーウェイ。
大雪山系旭岳ロープーウェイ201709
ロープーウェイから見る途中の木々はそれなりに紅葉しているが、問題は天気・・・。
これから到着する姿見駅が霧で霞んでいる。
大雪山系旭岳ロープーウェイ201709
雨は降っていないものの、ギリギリ降っていないという状態。

ロープーウェイの駅から1周(1.7Km)約1時間の姿見の池散策コースがあるので、気温5℃の中を歩き始めた。
大雪山系旭岳ロープーウェイ201709
北海道は緯度が高いので樹林限界が1500mから1700m前後になるため、2000mに満たないこの場所でも本州であれば3000m級の高さに匹敵し、高山植物の紅葉がメインとなる。
大雪山系旭岳ロープーウェイ201709
実はここに来るまで高山植物の紅葉だということを知らずに来たので、自分としては想定外の紅葉だった(汗)

これは高山植物のチングルマ、バラ科。この旭岳はチングルマの大群落が有名なんだそうだ。
大雪山系旭岳ロープーウェイ201709
チングルマは夏(6〜8月)に3cm程度の白い花を咲かせる。
そのあと、長い羽毛のような実がなり、それが風でなびく姿が稚児の風車に見立ててチングルマ(珍車、稚児車)と呼ばれるようになったそうだ。
大雪山系旭岳ロープーウェイ201709
散策から少し遠い場所だったけど、少しその羽毛のような状態が残っているチングルマが下の写真。
大雪山系旭岳ロープーウェイ201709

ロープーウェイの駅で紹介されていた写真からするとこれはクロウスゴ、ツツジ科らしいけど、ネットでクロウスゴを見ると実ばかり紹介されていて葉の紅葉についてほとんど出ていないので、あっているのかよくわからない(汗)
大雪山系旭岳ロープーウェイ201709
その他、赤色の紅葉はウラジロナナカマド、黄色の紅葉はエゾノマルバシモツケやミネハリイだそうだ。

遠くに見える湖は忠別ダムでつくられた忠別湖。
大雪山系旭岳ロープーウェイ201709

旭岳は大雪山系の主峰で標高2,291mで北海道の最高峰。気象庁により旭岳を大雪山として活火山に指定されている。風向きのためか硫黄の匂いはあまりしなかった。
大雪山系旭岳ロープーウェイ201709
散策コースの一番上にある姿見の池。ここから先に進むには登山装備が必要とされているので、ツアー客はここまで。

姿見の池そばの姿見展望台からの眺め。空には雲が立ち込めているけど視界は良好で良かった。
大雪山系旭岳ロープーウェイ201709

ここは姿見の池だけでなく、火山活動していた時期の小噴火口が活動を停止したあと水がたまった池がいくつか点在している。
大雪山系旭岳ロープーウェイ201709
これは大きい池が鏡池、小さい池が摺鉢池で合わせて夫婦池と呼ばれる。

これはシラタマノキ、ツツジ科。この小さな白い実はまさに白玉。
大雪山系旭岳ロープーウェイ201709


エゾオヤマリンドウ(蝦夷御山竜胆)、リンドウ科。エゾリンドウの高山型で姿見駅付近に大群落があるそうだ。
大雪山系旭岳ロープーウェイ201709

帰路は少し天気が回復したおかげでロープーウェイからの景色が楽しめた。
大雪山系旭岳ロープーウェイ201709
高度が下がるにつれて樹木の高さがだんだんと高くなるのが面白い。
大雪山系旭岳ロープーウェイ201709
陽が差すと木々の紅葉がきれいに見える。ツアーのうたい文句通り、紅葉空中散歩になったかも(笑)
大雪山系旭岳ロープーウェイ201709
赤く色づいているのはナナカマドだろうか。北海道では天然のモミジが少ないため、全山が真っ赤に燃えるような紅葉ではなく、ダケカンバなどの黄色い紅葉(まさに黄葉)の方が多いようだ。

(撮影 2017年9月21日)
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