春先の頃はまだ一面が若い緑色の短い草に被われただけの状態だったが、梅雨時にはこれらの草が一気に育ってまさに草ボーボーの河川敷になる。

そんな河川敷を散歩していて見つけた、あまり名を知られることなく十把一絡げに雑草と呼ばれている花たち。なんとか名前を調べてみたけど間違えがあるかもしれない
河川敷の花201106-2
雑草がたくさん生えている河川敷にこういう黄色い部分がパラパラとある。
河川敷の花201106-3
よ〜くみると、なかなかきれいな花と葉っぱ、これは多肉ちゃん(多肉植物)じゃないかな
河川敷の花201106-4
ベンケイソウ科のマンネングサ(万年草)の仲間らしい。

これも雑草と呼ぶにはこまやかで可憐な花、マメ科のコメツブクサ(米粒詰草)。
河川敷の花201106-5
名前に詰草とあるようにシロツメクサ(白詰草)やアカツメクサ(赤詰草)の仲間。

こちらがアカツメクサ(赤詰草)、この花はよく見るね。
河川敷の花201106-9

これはカタバミの仲間。ベニカタバミかイモカタバミだろう。
河川敷の花201106-6

この花もなかなかきれいな花、アヤメ科のニワゼキショウ(庭石菖)、別名ナンキンアヤメ(南京文目)というようだ。
河川敷の花201106-8
紫も白もニワゼキショウのようだが、白と花びらの中央部分だけが紫になっていてなかなかいい色あい。それもそのはず、北アメリカ原産のこの花は観賞用として明治時代に輸入されて帰化したようだ

この花はシベのように見える部分が特徴的だけど名前がわからなかった
河川敷の花201106-7
この花はキキョウ科のキキョウソウのようです。マッチャさん、いつもありがとうございます

これはこの時期によく見かける、オオバコ科のヘラオオバコ(箆大葉子)
河川敷の花201106-11
下から順番に白い小さな花をさかせる、ちょっと変わった感じの花。

黄色くてよく目立つ花、キク科のオオキンケイギク(大金鶏菊)
河川敷の花201106-10
遠目に見かけたときはキバナコスモスかキクイモだと思って撮ったけど、近寄って撮ってみたらちょっと違っていた。
河川敷の花201106-1
黄金色の美しい花の姿から金鶏というきれいな鳥を想像して命名されたそうだが、繁殖力が強く特定外来生物として指定されて栽培などが禁止されている。
これも北アメリカ原産で明治時代に観賞用として輸入されたようだけど、ニワゼキショウと違って特定外来生物に指定・・・人間の勝手とはいえ、いろいろ難しいね。

ちょっとタンポポに似たこの花はキク科のブタナ(豚菜)。河川敷の花201106-13
豚菜って漢字で書くと中華料理のようだが、ちょっとかわいそうな名前だよね。豚が好んで食べることからフランスの俗名が「ブタのサラダ」、これをそのまま訳したものだそうだ。中華料理じゃなかった・・・
河川敷の花201106-12
タンポポモドキとも呼ばれるだけあって花だけ見るとタンポポに似ているけど、ひょろひょろと背が高い花。

これは本物のタンポポの綿毛。なんか帽子をかぶっているようでかわいい
河川敷の花201106-14
「雑草という名前の草はない」という言葉をどこかで聞いた記憶があった。調べて見ると昭和天皇のお言葉なんだそうだが、こうして河川敷を散歩するだけで本当にこのお言葉通りだと思える。

何の取り柄も特徴もないという意味で「雑草」という表現は、人や物を悪くいうことに良く用いられてきたが、最近は必ずしもそうではなく、どのような環境でも適応して強くしぶとく生きるもののたとえとして、悪くない表現に用いられることの方が増えてきたように感じる

それに引きかえ「馬の骨」は、昔から変わらず、素性のわからないモノをあざけっていう言葉。「サンデーサイレンス」や「ディープインパクト」の馬の骨なんか、素性(血統)は明確だしすごく価値が出るのではないかと思うが、それはまた違う話だね

(撮影 2011年6月)
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