梅の時期が終わって、静かになった京王百草園は、いまミツバツツジが見頃
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葉を出すまえにきれいな花を咲かせるが、出てくる葉は枝先に三枚の葉がつくことからこの名がついている、それがよくわかるところを撮ったつもり(上写真)もうこれだけ葉が出ているってことは、実は花はそろそろ終わりってことかも

日本庭園がきれいな百草園は、桜があまりないので梅が終わると新緑になる、そんななかで、ひときわ紫色が目立つ
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ミツバツツジの背景の黄色はヤマブキ、そして青色がムスカリ、信号の配色にならなくて残念
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こちらはネコの手みたいなユキヤナギが一緒にハイポーズ
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こちらの黄色はウンナンオウバイ(雲南黄梅)、写真ではちょっと小さくてわかり辛いけど、この花は、つる性の植物で結構しだれている
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(下写真左)入り口の受付そばの梅の木に小さなかわいい実がたくさんなっていたので、写真を撮っていると受付係の方が来て、「これは花の梅だから、この実も種と皮の部分がほとんどで食べられないんだよ」って教えてくれた
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(上写真右)さらに受付の方が、咲いている場所の地図まで書いて教えてくれた、ラン科植物のクマガイソウ(熊谷草)、クマガイは熊谷直実に由来するもの。クマガイソウに似た花にアツモリソウ(敦盛草)という花もあるそうだ、こちらは平敦盛に由来するもの

別名はホロカケソウ(母衣掛け草)、膨らんだ形の唇弁が、武者が背中からの矢を防ぐために背負った母衣(ほろ)にたとえて名前がつけられたもの、絶滅危惧種でかなり珍しい植物だそうだ

ところで熊谷直実とは源頼朝に仕える御家人。平家物語では一ノ谷の戦いで逃げようとした平敦盛「敵に後ろを見せるのは卑怯でありましょう」熊谷直実が呼び止め、一騎打ちとなる有名な場面が伝えられている

勝負の末に直実敦盛を組伏し、我が子と同じ年頃だった敦盛を見て、一度は見逃そうとするものの、背後には源氏の武士たちが迫っており、「同じことなら直実の手におかけ申して、後世のためのお供養をいたしましょう」といって泣く泣く首を討ち取ることに。その後、その霊を弔うためと世の無常を感じて直実は出家する

野草を調べていて平家物語に行きつくとは・・・熊谷草と敦盛草、なかなか奥が深い花だ
あれミツバツツジの話題が少ない・・・

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